姿勢改善がお腹引き締めの効率的な方法
大阪・心斎橋でパーソナルトレーニングをしている、
姿勢改善専門トレーナーの桑野です。
ある講座で、
「お腹周りを引き締めたいのですが、
腹筋運動をかなりやってもなかなか引き締まりません。。。」
と質問を受けました。
お腹周りを引き締める=腹筋運動
というイメージがあったようで、
週に3~4回は自宅で腹筋を頑張られていたようです。
しかし、
『お腹の筋肉をつけたい=腹筋』
は合っていますが、
『お腹周りの引き締め=腹筋』
は必ずしも当てはまるわけではありません。
むしろ
私の経験上、腹筋だけを頑張っても
お腹周りが引き締まらない人の方が
多いイメージです。
あなたもそんな経験をしたことはありませんか?
お腹周りを引き締めるには
コツがあるのです。
今回はお腹周りを引き締めたい方には
大切なポイントをお伝えします。
姿勢改善がお腹周り引き締めの土台
何度も私のホームページでは
出てくる言葉かもしれませんが、
まずは骨があり、
骨の上に筋肉が付いているため、
筋トレをする前にまずは鍛えたいところ周辺の
「骨や関節の状態」を良くしていく必要があります。
お腹周りの場合は肋骨と骨盤の位置関係が重要。
少しイメージしてみてください。
「姿勢が悪いけどお腹周りは引き締まっている」
という人はいないと思いませんか?
例えば
猫背の方の場合は
肋骨が下に落ちてしまい、
骨盤も丸まっています。
そうなると、
肋骨と骨盤の距離が近づきすぎてしまって
お腹はたるみやすくなってしまいます。
筋肉には適切な長さがあるため、
縮まり過ぎても伸び過ぎてもダメなのです。
骨を適切な位置に修正していくことが大事。
つまり、
『姿勢が悪いとお腹周りは引き締まらない』
ということです。
もし今まで姿勢を気にしたことがないようでしたら、
1日の中で数回そして時間は数秒からでも構いません。
今のご自身の姿勢を見直してみることを
お勧めします。
お腹周りを引き締める一番の運動
姿勢が整ったら、
その次に筋肉です。
と言っても
仰向けになって行う上体起こしのような
腹筋運動を勧めるわけではありません。
お腹を引き締めるための筋肉は
表面の筋肉ではなく、深層の筋肉です。
(よくある腹筋運動はほとんどが表面の筋肉を鍛えます。)
そこで私がお勧めするのは、
『呼吸』
一見簡単なように思えますが、
実は意外と侮れません。
方法としては、
1.脇腹に手を当てる
2.息を吸いながら脇腹が膨らむのを手で感じる
3.息を吐きながら脇腹がへこんでいくのを手で感じる
4.2と3を繰り返す
5.慣れたら脇腹がへこんでいる状態をキープする
テレビや雑誌などでは
「ドローイン」
といって、
お腹を意識的にへこましましょう!
という内容をときどき見かけるのですが、
それだと
お腹の正面だけになりがちです。
もしあなたが、くびれもつくって
お腹周り全体を引き締めたいのであれば、
脇腹を意識することが大切なのです。
姿勢➜お腹の筋肉
もちろん、
この呼吸をする場合は
先に姿勢を整えることが先となります。
背骨がしっかりと上に引っ張られる
イメージを持って、
それを保ったまま呼吸を
実施してください。
慣れたら、脇腹をへこませたまま
キープするのも
忘れないようにします。
このように、
お腹の引き締めの場合も
『骨を整える(姿勢を整える)』
ことが第一です。
もしあなたが効果的に
身体を引き締めていきたいのであれば、
これを覚えておくようにしてください。
最初にご質問を頂いた方も、
これを中心とした私のトレーニングを
受けることでお腹の引き締めを実感されているようです。
(ご本人の許可を得て掲載しています。)
このブログがあなたのお腹を引き締めるための
助けとなれば幸いです。
ありがとうございます。