背中の引き締めのためにやるべきこと

大阪・心斎橋でパーソナルトレーニングをしている、

姿勢改善専門トレーナーの桑野です。

 

 

先々月のことですが、

初めてお越しになられたお客さまから

このような質問を頂きました。

 

「背中のたるみをとりたいのですが、

どうしたら良いでしょうか?

体重だけが原因じゃない気がして。。。」

 

もう少し詳しく伺うと、

身体を捻ったときや

下着をつけたときに、

 

特に肩甲骨から背中にかけての

お肉が気になる、

とのこと。

 

 

あなたはいかがですか?

 

 

肩甲骨周りや背中の引き締めを

達成するためには

実施していくべき順番があります。

 

 

今回はその方法をお伝えしていきます。

 

 

背中が丸まっているのはNG

 

 

「肩甲骨周りや背中周りを引き締めたい!」

と考えている方の多くは、

背中が丸まっている

(猫背になっている)

傾向にあります。

 

背中が丸まれば

肩甲骨も開いていって

肩が内巻きになり、

 

筋肉が伸び伸びになってしまうため、

だんだんとたるみが気になってくるのです。

 

 

そうならないために

背中の筋肉を鍛えていくことは

もちろん大事。

 

 

筋トレをすることで

筋肉を活性化し、

たるみを防ぐことが出来ます。

 

 

しかし、

いきなり筋トレから

始めることはお勧めできません。

 

なぜなら、

 

『身体にたるみが出ている

筋バランスが悪くなっている

骨の位置が悪くなっている』

 

という公式があるから。

 

 

これを今回の背中のたるみに当てはめると、

 

『肩甲骨周辺や背中のたるみ

肩甲骨周辺や背中の筋バランスが悪くなっている

背骨や肩甲骨の位置が悪くなっている』

 

ということになります。

 

 

そのため

いきなり筋トレから始めるのではなく、

 

まずは背骨や肩甲骨の位置を整えていくことから

始めなければならいのです。

 

 

骨を整えるトレーニングとは

 

 

骨を整えるトレーニングも

実は筋肉を使います。

 

 

ただし、

使う筋肉は

『インナーマッスル』

と呼ばれる細かい筋肉です。

 

 

(反対に

一般的な筋トレで使う筋肉は

『アウターマッスル』

と呼ばれます。)

 

 

この『インナーマッスル』が

骨と骨をつなぎとめる役割を

もっており、

 

ここが衰えてくると

骨の位置がずれて位置が悪くなってしまいます。

 

 

その状態のままで

『アウターマッスル』を鍛えても

身体は引き締まらないばかりか、

 

肩や腰や膝などを

痛めてしまう原因にもなりかねません。

 

 

『アウターマッスル』を使った筋トレが

ダメなのではなく、

 

『インナーマッスル』を鍛えて骨を整えることを

先に実施する必要がある、

 

ということなのです。

 

 

なので、

肩甲骨周辺や背中のたるみを

解消したい場合は、

 

肩甲骨や背骨の周りの

『インナーマッスル』を

先に鍛えて整えていき、

 

その後に

広背筋(『アウターマッスル』)などの

背中の筋トレをしていく方が

とても効率的な方法なのです。

 

 

 

『インナーマッスル』を鍛えるには専門家へ

 

 

『インナーマッスル』は細かい筋肉のため、

かなり地味なトレーニングが必要です。

 

最初は専門のトレーナーに頼んでみてもらうことが

欠かせません。

 

 

しかし、

ジムに行って少しストレッチして

マシンで背中の筋トレ(『アウターマッスル』)を

するよりも、

 

専門のトレーナーから

『インナーマッスル』を使うトレーニングの

アドバイスを受けた後で

背中の筋トレをするのとでは、

 

効果は全くと言っても良いほど違ったものになります。

 

 

もしあなたが

本気で肩甲骨周りや背中を

引き締めたいと考えているのであれば、

 

ぜひ一度専門のトレーナーに

見てもらうようにしてみてください。

 

 

ちなみに

最初に相談を受けた方ですが、

2ヶ月ほどで解消出来てきているようです。

 

(ご本人の許可を得て掲載しています。)

 

あなたも引き締めることが出来ますよう

応援しております。